Web系プログラマは、プログラミング言語を使用してWebシステムを構築するのが主な仕事内容です。Web業界では非常に重要な役割を果たしているので、Web系プログラマの需要は今後ますます高まっていくでしょう。
しかしながら、Web系プログラマには他の職種にはない不安もあります。それは、スキルや知識を日々習得しないと仕事ができなくなるという不安です。Web業界は成長スピードが速いために、用いられる技術の移り変わりも速くなっています。そのため、身につけた知識とスキルが使えなくなることが起こるのです。古い知識では対応できなくなるため、日々最先端の知識を仕入れなければ仕事ができなくなります。
また、スキルを極めようとしても無駄になるのではという不安もあるでしょう。web系プログラマ、特にコーダーは特定のスキルを極めたとしても、Web業界の移り変わりの速さにより無駄になる可能性があるのです。例えば、10年前では必須のスキルだったFlashは、新しい技術が登場した今となってはWeb業界では使われることはまずありません。
さらに、プログラミング自体が人件費の安価な中国やインドに移っていっているので、日本でWebプログラマとして働き続けることができるのかという不安もあります。他にも、体力的に残業を続けられるのかという懸念もあるでしょう。こうした不安を解消するには、自身のスキルや知識を身につけていくしかありません。例えば、企業に売り込むことができる営業力や英語力を駆使できる人材になれるかどうかなどです。